【読書感想】『習慣の力 The Power of Habit』一つの習慣で人生が変わる
この本では習慣が人生にどれほど大きな影響を与えるかが書かれています。
そもそも習慣とは何かということやその身に付け方(あるいは捨て方)についても書かれていましたが、一番興味深かったのはキーストーンハビットと呼ばれるものについての説明です。
一つのカギとなるいい習慣作る(または悪い習慣をやめる)ことで他のあらゆることにいい影響が出てくることがあるそうです。そのカギとなる習慣をこの本ではキーストーンハビットとよんでいました。これは個人だけに限らず企業や社会のスケールでも当てはまり、多くの具体例が紹介されていました。
これを読んでぼくが真っ先に連想したのは進研ゼミの漫画です。
あの漫画の主人公って進研ゼミを始めたことで勉強も恋愛も部活も全部うまくいって充実した学校生活を送りますよね。まさに進研ゼミが彼にとってのキーストーンハビットになっているんでしょう。
もっと現実的な例を挙げると早寝早起きを始めたら毎日を気持ちよく過ごせるようになって仕事も順調、明るく過ごせるようになった結果恋人もできた。こんな感じでしょうか
おそらく人生を好転させようするとき、多くの人は一度にたくさんのことを変えようとするんじゃないかと思うんです。そして結局挫折してしまいます。そうじゃなくて要となる1つの習慣を徹底して身に付けると他のことも引っ張られるようについてくるということでしょう
習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)
- 作者: チャールズ・デュヒッグ,渡会圭子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 文庫
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